エクステリアとは
ネットや雑誌などでチラチラ目にする「エクステリア」という言葉ですが、まだまだ世間一般に浸透したとは言えず、具体的な意味を知らない方も多いでしょう。過去に一戸建てを購入されたり、建築された方であれば、外構という名前を聞いたことはあるかと思います。 あまり馴染みがなく、とっつきにくいかもしれませんが、非常に簡単なもので「インテリア」に対して「エクステリア」と思っていただければ分かりやすいと思います。ご存知のように「インテリア」というのは部屋や家全体の内装のことを指しています。逆に「エクステリア」は庭や門、フェンスなど家の外側全体のことを指しているのです。
家というのは建物自体とインテリア、そしてエクステリアの3つで構成されており、全てに気を使うことで素晴らしい住まいが完成すると言われています。そんなエクステリアを構成する要素は非常に多く、客人や自分たちを毎日のように迎えてくれる門扉はもちろんのこと、防犯目的でもあるフェンスや夏場に外で食事を楽しめるウッドデッキ、自動車を持っているならぜひ欲しいガレージ、全面がガラス張りになったサンルームなど。これらを工夫することによって素敵なエクステリアが完成するのです。
ちなみに、初めに少し登場したエクステリアと似た意味で使われる「外構」という言葉がありますが、実は「エクステリア」と「外構」という言葉に厳密な違いはありません。ただ、エクステリアの方は空間や環境などの視点から捉えるのに対して、外構というのは構造物を指し意味合いが強いようです。また、最近はインテリアとエクステリアの境界も少し曖昧なところがあり、サンルームなどはわりと中間的な領域と言われています。テラスなどは空間的には外であっても、設置する椅子やテーブルなどはインテリア感覚であったりするわけです。
最後に、せっかく広い庭があっても手入れが行き届かず、雑草が生えっぱなしなんて本当にもったいないです。特に家族持ちの方の場合、エクステリア次第では家族と一緒に外で食事をとったり、走り回って遊んだりできるわけですからね。エクステリアが家族との絆を強くすると言っても過言ではありません。エクステリアの意味が分かったら、今度は実際にどのように庭を変えていくのかを計画しましょう。エクステリアの工事であれば、現在住んでいる家でも、あまり不便を感じることがありませんので、ぜひ検討されると良いかと思います。
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